5.29.2006

В связи с кончной г-жи ИОНЭХАРА Мари/追悼・米原万里さん

Переводчик русского языка, писательница, госпожа ИОНЭХАРА Мари уснула могильным сном в 25 текущего месяца. Она смотрела на Россию с того времени, как советский союз находится в мучении к разрушению, до захвата гегемонии В. В. Путиным. В последние годы, она стала известной как писательница. Говорят, что идеальный переводчик должен быть как воздух. В ее произведениях ходили интересные речи с точки зрения воздуха в различных истрических событиях. Ей удалось описать, что люди смертные двигают историю.
От сердца выражаю соболезнавание по смерти великого мастера.

ロシア語の通訳で作家でもいらっしゃる米原万里さんが今月の25日にお亡くなりになりました。ソ連が崩壊に向かって悶えていた頃から、プーチンの覇権まで、ずっとロシアを見つめてこられました。近年は作家としても知られるようになりました。理想の通訳は空気の如し、と言われます。彼女の作品では、数々の歴史的事件の場の空気としての視点から、いくつもの興味深い話が綴られています。彼女はまた、生身の人間が歴史を動かしているのだ、ということを巧く書く人でもありました。
偉大な先人の死に衷心よりお悔やみ申し上げます。

3 件のコメント:

さとう好明 さんのコメント...

下記コメントします。

1)до гегемонии Путина
 これでは何か舌足らずです。до захвата гегемонии Путиным ではないかと思いますが。

2)彼女は作家として有名になった
 ここは素直に、она стала известной как писательница. だと思います。

3)理想的な通訳は
 これだと、「理想的な通訳は空気のようです」になってしまうので、идеальный переводчик должен быть как воздух.だと思います。

4)Она умело описывала
 こういう評価を伴う場合は完了体にすべきです。Она умело описала. ただこれではなんとなくロシア語らしくないので、ей удалось описать....としたほうがよいと思います。

5)生身の人間
 鉄の体を持たないでは、「鉄人28号ではない(ご存知ですか?)」と揶揄されないとも限りません。ここは смертный を使ったほうがよいと思います。

6)Соболезную к смерти
 смертьは死ですから、逝去という意味なら кончина でしょう。к を使えるかどうかは疑問です。В связи с ее кончиной でしょうが、соболезновать は与格をとりますから、普通は примите мое соболезнование のようにします。辞書にはありますが соболезновать という動詞を聞いたり見たりしたことはありません。



 米原さんとは大学の同期です。ただ彼女は私より二つ年上で、外国語はロシア語で合格されました。私は普通に英語です。そのため入学したときから3年の授業を受けられ、面識がある程度です。彼女のおかげで一時的とはいえ、ロシア語を志す人が増えたのは大きな功績です。1作目と2作目 は読みましたし、それなりに面白いと思いますが、代表作は読んでいません。最後に出版されたユーモアに関する本は本屋で立ち読みしただけですが駄作だと思います。既刊の小話(ロシア語のみならず世界の)の本から抜き出して、整理しただけのように感じました。せっかくロシア語のプロなのですから、ロシアの小話の背景、時代についても書けば深みのあるものになったと思います。もっとも作家として必ずしもロシアにはこだわらないということだったのかもしれません。若くしてお亡くなりになられたことは非常に残念です。口幅ったいようですが、残された我々が、もっとロシア語学習が魅力的なものに映るよう、若い人がロシア語を勉強したいという気持ちにさせるような工夫をして、一層努力すべきだと実感します。 
 以上    さとう

コーシカ さんのコメント...

 コメントありがとうございます。言葉は生活と密着しているだけに、くやみの言いまわしも知っておいた方がいいな、と感じました(もしや『アヴォーシ』でそういうことも扱ってらっしゃいますか)。

>до
 最近手を焼いてる表現です。「…するほど〜だ」と言いたい場合に до を使うことを思いつくまではいいのですが、ぴったり来る名詞がなかなか出てこなくて難儀しています。
 
>鉄人28号
「生身=鉄の体ではない」か、つっこまれるん違うかな〜とは予感してましたがまさか「鉄人28号ではない」と返ってくるとは!思わず吹き出してしまいました。昭和25年生まれのうちの父もよく見てたそうです。一応僕自身も主題歌(♪ビルの街にガォ〜)はパソコンに保存してあり、2番まで歌えます。
 ロシア語で言うと…сталин? (笑。железный солдатでしょうね)

>「残された我々が、もっとロシア語学習が魅力的なものに映るよう、若い人がロシア語を勉強したいという気持ちにさせるような工夫をして、一層努力すべきだと実感します。」
 老若男女を問わずロシア語をやっている人は、自分が感じているロシアの魅力を積極的に言い表してゆくことで、ロシアへの関心を、ロシア語学習への熱意を高めていかなくてはいけませんね。幸か不幸か今はインターネットを通じて簡単に情報のやり取りが出来ますから、ロシアの認知度は急速に上がっていくと期待したいです。中韓ともなんだかんだ言いながら仲良くなっていったように、ロシアとも「昔は仲が悪かった」と言えるように出来る範囲で努力したいですね。

さとう好明 さんのコメント...

ご返信ありがとうございます。

1)до
 не до + 生格で「〜どころではない」というのがあり、не до шуток, не до смеху や慣用句で не до того(それどころではない)というのがあります。

2)〜するほど
 достаточно 副詞 чтобы という構文があります。До оскомины というのは「うんざりするほど」という意味です

3)鉄人
 железный человек は辞書ではトライアスロンの Iron man の訳とありますが、それほどロシア人の間で一般的とは思いません。オズの魔法使いの翻案で Волков 作の Волшебник измурудного города には железный дровосек(ブリキのきこり)が出てきます。こっちのほうが有名でしょう。こういう児童文学も読書力アップのために読むことを勧めます。小話などにも出てきます。他にブリキの兵隊 оловянные солдатики というのもあります。

4)拙著「アヴォーシ」
 ロシア語の学習書ではなく(ロシア語は物を示す名がカタカナで出てくるものの、ロシア文字は一切出てきません)、商社時代からのロシア人との付き合いをベースに、小話を入れてのロシア人気質がメインテーマです。

5)年
 私は昭和27年生まれで、コーシュカさんとは本当に親子ほど年が違うということになります。ロシア語について言えば、若いときは40台半ばが実力のピークだろうと思っていました。しかし今はその頃よりも実力ははるかに上だという自信はあります。同時通訳のような反射力を求めるものは別にすれば、50過ぎて隠語も含めた読書力がかなりついたような気がします。今は弱点である詩の理解がメインテーマで、1日10ページずつ読んでいます。もうすぐエセーニンを終えます。詩も100冊程度はあるので60になるころにはなんとかなるでしょう。取りあえずは質より量といった感じです。         

以上   さとう