12.18.2011

使ってみよう第2回~EF30、ポリマー紙幣

さとうさんがご連載中の和文解釈第209回のコメントにて

構文的に不完了体をとると動作の一般化となり、
目の前のものには被動形過去短語尾を使うべきです

というご説明をいただきました。
忘れないように作文の練習に使わせていただきます。

Японский електровоз серии EF30 предназначен для приспособления в Кан-Мон Туннеле, подводном туннеле между Хонсю и Кюсю. Поскольку он подвергается влажной и соляной атмосфере, его корпус изготовлен из нержавейщей стали.

Series EF30 is one of Japanese electric locomotive for use in Kan-Mon Tunnel, undersea tunnel between Honsyu and Kyusyu. It is exposed to such severe condition as high humidity and salty atmosphere. Therefore, the body is made of stainless steel.

EF30形電気機関車は関門トンネル専用[の機関車]である。多湿かつ塩分の多い環境に曝されるため、車体はステンレス製である。

     12月25日
     関門トンネルでの運用のため[に開発された]。を
     関門トンネル専用[の機関車]である。に変更しました。

В общем банкнот делается из бумаги. Но несколько стран выпускают полимерные деньги, которые изготовлены из пластика.

Banknotes, generally, are made of paper. However, some countries issue polymer banknotes which are made of plastic.

一般に紙幣は紙でつくられるが、一部の国はプラスチック製のポリマー紙幣を発行している。

4 件のコメント:

さとう好明 さんのコメント...

12月19日にさとう好明さんより下記コメントをいただいております

関門海底トンネルとした方が訳には忠実です。
それとатмосфераは技術用語では「雰囲気」と訳します。今回は一般向けなので訳さなくてもよいとは思いますが、念のため。
それと「運用のため(に開発)云々」は訳し過ぎです。「運用である」とか「運転用である」のほうが文法的には正確です。

コーシカ さんのコメント...

さっそくコメントいただき感謝いたします。

EF30、ポリマー紙幣とも自作しましたので、元になる和文ないし露文というものは特にありません。
関門トンネルの訳出については、ロシア人によくわかるようにподводнойという形容詞を入れております。

>атмосфераは技術用語では「雰囲気」と訳します
はい。熱処理の条件などでも使われる表現ですね。
自分で書いてて気になったのは、
海底トンネルという密閉されているわけではない環境中の大気の成分についてатмосфераを充てることに問題はないのだろうか
という点です。
雰囲気というと真空炉内には酸素がない、といった密閉空間での状態を表すのではないか、と

>それと「運用のため(に開発)云々」は訳し過ぎです。
>「運用である」とか「運転用である」のほうが文法的には正確です。
もう一度文を見直して練り直します。

さとう好明 さんのコメント...

12月21日にさとう好明さんより追加のコメントをいただいております

Атмосфера は大気や気圧(非公式単位の)という意味ですが、これは開かれた場所で使われるので、問題ないでしょう。
ただ技術辞典ではатмофера
кабины = искусственная газовая среда в замкнутом объёме космической кабиныだと密閉空間
です。
Окислительная атмосфера酸化性雰囲気です。
雰囲気はзащитная средаなども使え、これは溶接でシールドガスという意味で使います。

コーシカ さんのコメント...

お返事ありがとうございます。

>雰囲気はзащитная средаなども使え、これは溶接でシールドガスという意味で使います。
おっ、これもネタになりそう